生まれてきた愛おしい赤ちゃん。
初めは我が子が生まれてきてくれたことに興奮して嬉しい気持ちでいっぱい。
でも、赤ちゃんのお世話をしていると苦しめられるのが「夜泣き」ですよね。
私も夜泣きには本当に苦労しました(T T)
特に1人目の時は最初なかなか母乳が出なくて、育児放棄したくなったことが何回あったか!今となっては笑い話にできますが、当時はとっても辛かったです。
ところで、どうして赤ちゃんは夜泣くのか知ってますか?
私はついこの前までは赤ちゃんが夜泣くのは当たり前で、その多くの原因が、
・お腹が空いた
・オシッコやうんちした後の不快感
・部屋が暑い・寒い
だと思ってたんです。
でもね、実は赤ちゃんの夜泣きには科学的な根拠があったんです!
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赤ちゃんが夜泣く理由って?
↓画像はNHKスペシャルで放送された「ママたちが非常事態」スペシャルからキャプチャしたものです。
(赤線は目が覚めた時間)
赤ちゃんはお腹の中にいるとき、
水色の浅い眠りの時に絶えず目を覚ましています。
そしてどういうわけか昼より夜の方が多いことがこの画像からわかると思います。
じゃ、どうして夜の方が目が覚める回数が多いのか?不思議ですよね。
その理由は、赤ちゃんはお腹の中で起きていると活発になり、母親の血液から酸素を奪ってしまいます。そこで、母体に負担をかけないようにママが寝ている夜間に目が覚める睡眠リズムになっているそうなんです!
で、生まれてからこの睡眠リズムが日中にスライドしてくれればいいんですが、残念ながらそうならないので夜泣きという結果になってしまうんです。
夜泣きする動物は人間だけ
実は夜泣きする動物って人間だけなんだとか。
それは、動物は生まれた時から脳が発達していて睡眠リズムも大人と変わらないのに対し、人間の赤ちゃんは脳が未熟なまま生まれてくるからなんだそうです。
脳の重さは赤ちゃん:大人が400g:1300gと大人の約1/3。
そして、未熟な脳で生まれてくる理由は人間が二足歩行を始めた約700万年前にまでさかのぼると言われています。
2足歩行になった人間は骨盤の形が変化し、赤ちゃんの通り道である産道が狭くなりました。そのため、脳が小さいままで生まれてこなくてはいけなくなったそうなんです。
参考元:NHKスペシャル
夜泣きは赤ちゃんがママを守るための行動です!残念ながらそれによって産後苦しめられる結果になりますが、理由を知ってればちょっとは気が楽になりませんか?正直、私はもっと早くこのことを知ってればあんなにイライラしなかったかもな~なんて考えてしまいました^^;